携帯ショップで思わず立ち止まってしまいました。
サムスンの「Galaxy Note」。
タブレットにしては小さく、ケータイにしては大きい5.3型1280 x 800pxディスプレイ。そして昔のPDAを彷彿させるS-Penと呼ばれるアナログ式のペンが付属。店内には様々な携帯やダブレットが並ぶなか、これだけがドーンと自己主張していたのです。
「一体これは何なんだ?」
そう思わせてくれた時点で個人的には半分合格プロダクト(笑)
さっそく手に取ってみましたが、とにかくデカイ。
女性が片手で持ちながら笑顔で写っている写真がありましたが、手のひらは痙攣寸前だったに違いありません。
でもメモもサクサク手書きできそうなスクリーンサイズで、写真や動画も非常に鮮明で迫力満点。さらに女性がバッグに入れやすいサイズでもあります。
どのカテゴリーにも入らない新しい端末、なんて書くと魅力的ではありますが、逆に言うと様々な点で中途半端なので敬遠されがちかもしれません。実際問題、これ1台のみで使うのは難しいかなと思いました。まず女性はこれ片手に持って会話しないでしょうw。また手のひらで支えても親指がスクリーンまで届かないので、常に両手で操作しなければならないのも不便。ズボンのポケットにもおそらく入らないでしょう。スマートフォンはサイズ拡大の傾向にありますが、線路を敷く前に終着駅を作っちゃったのがGalaxy Noteではないでしょうかw?
iPhoneとほぼ同じ値段設定も、購買欲を刺激するにはハードルが高いと感じました。さらに言うとGalaxy Noteより小さいサイズのGalaxy S2(B18,900前後)、そして大きいサイズのGalaxy Tab(B19.900前後)とスペック的な違いはないのに、Noteの値段(B22,900)だけ飛び抜けて高いのもイマイチ。ペンがあるから、なんて言われてもPDA経験者からすると過去の産物で新鮮味ないよなんてケチをつけたくなってしまいます。
通話用のコンパクトなケータイを1台持っていたら、これをサブとして使うのは便利で面白いでしょう。ディスプレイの素晴らしさも含め気に入ってしまいました。