太陽の恵みを受けて育ったゆずの芳醇な香り、南国を思わせる唐辛子のビリッ!とした辛さ、数種類の穀物で作ったお酢のサッパリとした後味が特徴の新感覚の液体ゆずこしょう「ゆずすこ」。これをタイで生産・販売している方とお会いしました。試作品の開発に約1年かかり、今年10月にようやく商品化してタイ国内で販売開始したそうです。
タイで生産される商品名はYUZU FUL(ゆずふる)。鍋、ピザ、サラダ、そば・うどん、さらにはカクテルからアイスまで様々なものに合うので、英語のUsefulを文字って「YUZU FUL」になったそうです。アイスですか?と聞いてみたら、製造元である(株)高橋商店が商品化して日本で販売しているのだとか。ネットで検索したらありました。 パッケージの色から抹茶味を想像してしまうが、、甘酸っぱいのかな?
10月からサプライヤーを通して販売開始したYUZU FULの評判は良く、売上も上々と担当者は微笑む。この手の業務用調味料は日本から輸入されているものが多いので、同じ品質で安く手に入るのは飲食店にとって有難いはずだ。YUZU FULは10個入りで1つ75バーツで販売されており、オリジナル「ゆずすこ」の輸入販売価格の3分の1。業務用の販売を今後も伸ばしつつ、将来的にはタイの一般家庭にも広めるのが目標だそうです。
サンプルをいただいたので早速使ってみることに。「中華おこわ」のレトルトに乾燥しいたけとYUZU FULを少々加えて、タイ米で炊いてみました。
中華ソース、ゆず、タイ米がどうブレンドされるか。。
出来上がり。酸っぱさはなく、さっぱりとしたゆずの風味と辛味が中華味とバランスよく共存してる。なかなかの美味だ!でも中華おこわには日本米またはもち米の方が良いかもしれない。一緒にいただいた同社の商品「のりクロ(ゆずすこ風味の海苔ペースト)」も使ってみたが、ゆず風味のご飯ですよ!という感じ。ピリ辛で実に美味しかった。今後はYUZU FULをサラダと鍋に使ってみよう。