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月別アーカイブ: 3月 2016

タイの仮面ライダーは悲劇のヒーロー?

ご存知の方もいると思いますが、タイでは仮面ライダーは赤蟻野郎(アイ・モッド・デーン)という名前で呼ばれています。モッド(ドはほとんど発音しません)は蟻、デーンは赤、アイは人を侮辱するときに使う単語で、『人間以下の動物』という意味を持ちます。野郎と訳しましたが、実際はそれ以上に相手を傷つける言葉なので気をつけてください。名前としてモッド・デーンでも十分な気がするのですが、仮面ライダーが人間ではないのでこの単語が付いたのかもしれません。しかし、ドラえもんは猫(ロボット)なのにアイ・ドラえもんではなく、そのままドラえもんと呼ばれていますし、何故か仮面ライダーだけが聞こえの悪いヒーロー名なのです。

アイの話が先行してしまいましたが、問題はそこではありません。蟻にあります。なんでバッタではなく、蟻になってしまったのか。触覚以外、どこも蟻に似たところないのだけど。タイで仮面ライダーの放送が決まった時に、テレビ局のタイ人担当者が『うーん、蟻に似てるな。赤いな。そうだ!赤蟻野郎でいこう』と命名してしまったのかもしれません。そしてそれが全国に広がり、今日でも誰もが赤蟻野郎と呼んでいるのです(本当はバッタだと知っているタイ人も実際にはいますよ)。

話はここで終わりません。仮面ライダー1号がタイで大人気となり、仮面ライダー2号も高視聴率、そして仮面ライダーV3がタイに上陸したとき、局のタイ人担当者は首を傾げました。『おや?V3は1号と2号と見た目が違うぞ。。』そこで彼はようやくバッタに気づいたかというと、残念ながらそうではなく、『目や体が緑色だから、うーん、そうだ!緑蟻野郎(アイ・モッド・キァォ)でいこう』と、V3を緑(キァォ)の蟻の野郎にしてしまったのでした。

まぁ実際はどうゆう成り行きでこう命名されたのかわかりませんが、タイの仮面ライダーはそんな意味で悲劇のヒーローと呼べるのではないでしょうか。

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投稿者: : 3月 10, 2016 投稿先 タイ 一般

 

『ゾンビー』をタイ語で言うと?

タイに長年住んでいますが、ゾンビーはタイ語で何と言うかなんて、考えたこともありませんでした。それが先日、テレビで米ドラマ『ウォーキング・デッド』のCMが流れている時に、私の家内がその単語を口にしたのです。それは特殊な単語ではなく、タイ語を少し知っている方なら1回ぐらいは聞いたことがある単語を2つを組み合わせたものでした。

ゾンビーは死んでしまっているので人(コン)ではなく、幽霊(ピー)なのですが、生身の体をもっているので、生(ディップ)という単語をつけて、ピー・ディップと言います。刺身のことを、生の魚(プラー)でプラー・ディップというのを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?私はピーとディップの組み合わせ方にとても感心しました。生身の幽霊➖流石は想像力に優れたタイ人です。

ゾンビー=ピー・ディップ。覚えた単語は使いたくなるもの。私は翌日オフィスでゾンビーの真似をしてタイ人スタッフに話してみました。しかし全く反応がありませんでした。発音が悪かったのかもしれない。もう一度言ってみました。すると今度は3秒ぐらいしてからスタッフは突然笑い出し、こう言ったのです。『ゾンビーのことですよね?ゾンビは『ピー・ディップ』ですよ。『ピー・ソット』じゃないです』。えっ?私は一瞬、なんだかよく理解できなかったのですが、私は”生”というタイ語をディップではなく、ソットという単語に間違えて言ってたことに気付きました。ソットは生でも新鮮という意味で、例えば生ビール(ビア・ソット)という風に使います。ピー・ソットでは、フレッシュな幽霊という意味になってしまうので、オフィスのみんなに大笑いされてしまいました。

 
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投稿者: : 3月 7, 2016 投稿先 タイ 一般